家で焼くステーキ、なんか水っぽくないですか?
【このセクションのまとめ】
- 薄いフライパンでは、肉の水分が「蒸発」ではなく「茹で」になる
- 原因は、肉を乗せた瞬間の急激な温度低下
- 解決策は、たった一つ。鉄板を厚くすること
スーパーで奮発して買った、ちょっといい牛肉。
塩コショウをして、フライパンで焼く。 焼き色はまあまあ。でも、なんか違う。
外はカリッとしてない。中はレアじゃなくて、グレー。
そして皿に盛った瞬間から、肉汁がジワジワと流れ出す。 「うーん、家ステーキってこんなもんか…」と思っていませんか?
結論から言います。 フライパンが薄すぎるんです。
一般的なテフロンパンの板厚は、せいぜい2mm〜3mm。 この薄さでは、冷たい肉を乗せた瞬間に温度が急降下します。
結果、肉の表面を「焼く」のではなく「蒸す」ことになる。 これが、あの水っぽい家ステーキの正体です。
今回紹介するのは、オークス 大人の鉄板。 燕三条の職人が手掛けた、板厚4.5mmの極厚鉄板です。
この鉄板を使えば、自宅のキッチンがステーキハウスに変わります。 大げさではありません。物理的に、肉の焼き上がりが変わるのです。
非常識なスペック「板厚4.5mm」の物理学
【このセクションのまとめ】
- 蓄熱性:冷たい肉を乗せても温度が下がらない
- 均一な熱伝導:端っこでも中心でも同じ焼き上がり
- 重さ:片手では振れない。でも、それが正義
蓄熱性という名の「熱の貯金」
この鉄板の最大の武器は、圧倒的な蓄熱性です。
4.5mmの鉄板は、一度熱くなると簡単には冷めません。 冷蔵庫から出したばかりの冷たい肉を乗せても、温度が下がらない。
だから、肉の表面が一瞬で焼き固まる。 これが、いわゆるメイラード反応です。
表面がカリッと焼き固まることで、中の肉汁が閉じ込められる。 外はカリッ、中はジューシー。 ステーキハウスの味の秘密は、この「蓄熱性」にあったのです。
水平な熱伝導:どこで焼いても同じ
薄いフライパンには、もう一つ問題があります。 それは、焼きムラ。
火のあたる中心は焼けすぎ、端っこは生焼け。 そんな経験、ありませんか?
4.5mmの極厚鉄板は、熱が水平方向にもしっかり伝わります。 中心でも端っこでも、温度が均一。 つまり、どこに肉を置いても同じ焼き上がりになるのです。
複数枚の肉を同時に焼いても、焼きムラなし。 これは厚い鉄板だからこそ実現できる物理現象です。
重さは正義である
正直に言います。 この鉄板は重い。めちゃくちゃ重い。
片手で振るなんて、絶対に無理です。 「軽くて便利」が正義の現代において、これは完全に逆行しています。
でも、考えてみてください。 重いからこそ、五徳の上でビクともしない。 重いからこそ、熱を蓄えられる。
軽さを求めるなら、テフロンパンを使えばいい。 でも、本気で肉を焼きたいなら、重さは正義なのです。
この「不便さ」を愛せる人だけが、この鉄板のオーナーになる資格があります。
そのまま食卓へ。最後の一切れまで熱々
【このセクションのまとめ】
- 付属のウッドボードに乗せて、そのままテーブルへ
- 食べ終わるまで肉が冷めない「追い焼き」効果
- 洗い物が減るという合理的なメリットも
ジュウジュウという音をBGMに
この鉄板には、専用のウッドボードが付属しています。
焼き上がった鉄板を、そのままウッドボードに乗せる。 そして、テーブルへ。
ジュウジュウ。パチパチ。
ステーキハウスでしか聞けなかった、あの音が自宅のダイニングに響きます。 立ち上る煙と香りを楽しみながら、ナイフを入れる。
これが「大人の鉄板」の真骨頂です。
最後の一切れまで「追い焼き」
皿に盛ったステーキは、最初の一口が一番おいしい。 時間が経つにつれて冷め、脂が白く固まっていく。
でも、鉄板のまま食卓に出せば話は別です。
蓄熱された鉄板が、食べている間もずっと肉を温め続けます。 いわば「食べながら追い焼き」。
最後の一切れまで、熱々のまま。 これは皿盛りでは絶対に実現できない体験です。
洗い物が一つ減る
さらに、地味だけど嬉しいメリットがあります。 皿が不要なので、洗い物が減る。
焼いた鉄板がそのまま食器になる。 これ、意外と大きなポイントです。
ステーキを焼いた日は、どうしても油でベタベタ。 洗い物は少ないに越したことはありません。
見た目のカッコよさと、合理的なメリット。両方を兼ね備えているのです。
育てる楽しみ。傷も汚れも「味」になる
- 使い込むほどに油が馴染んで真っ黒に育つ
- テフロンと違い、ナイフでガシガシ切れるタフネス
- 「育てる道具」という新しい価値観
最初は銀色。そこからが育成の始まり
届いたときの「大人の鉄板」は、銀色に輝く新品です。
でも、使い込むうちに変化が始まります。 油が馴染み、熱で焼き付き、どんどん黒く育っていく。
この「育つ」感覚が、たまらなく楽しいのです。
テフロンパンは、使うほどに劣化していく「消耗品」。 でも鉄板は違います。 使うほどに良くなる「成長する道具」なのです。
傷なんて気にしない
テフロンパンでは絶対にやってはいけないこと。 それは、金属のナイフやフォークを使うこと。
コーティングが剥がれて、一発でダメになります。
でも、この鉄板は純粋な鉄の塊。 ナイフでガシガシ切っても、フォークでガリガリやっても、まったく問題なし。
むしろ、その傷すらも「味」になっていきます。
「丁寧に使わなきゃ…」というストレスから解放される。 これが道具として、どれほど気楽なことか。
実際に使ってみると、この「気兼ねなく使える自由さ」がどれほど快適か実感できます。
燕三条という信頼
【このセクションのまとめ】
- 金属加工の聖地で生まれた、確かな品質
- 職人の技術が詰まった「Made in Japan」
- 一生モノとして選ぶ価値がある
金属加工の聖地で作られる意味
新潟県の燕三条。 この地名を聞くだけで、道具好きは反応するはずです。
古くから金属加工の町として栄え、包丁からカトラリー、工具まで。 日本が世界に誇る「金属加工の聖地」です。
オークスの大人の鉄板は、この燕三条で作られています。 職人が一枚一枚、丁寧に仕上げた「Made in Japan」。
海外製の安価な鉄板とは、精度も仕上げも、手に持ったときの質感も違います。
一生モノという選択
この鉄板は、正しくメンテナンスすれば一生使えます。
テフロンパンは消耗品。2〜3年で買い替え。 でも鉄板は、10年、20年と使い続けられる。
長い目で見れば、むしろコスパが良いのです。
そして何より、自分だけの「育った鉄板」になっていく。 この愛着は、消耗品では絶対に得られないものです。
お手入れは意外とシンプル
- 使用後は温かいうちにタワシで洗うだけ
- 洗剤は使わない。水とタワシでOK
- 最後に薄く油を塗って保管
「鉄板って手入れが面倒そう…」と思っていませんか?
実は、驚くほどシンプルです。
まず、使用後は温かいうちにお湯とタワシでゴシゴシ洗う。 洗剤は使いません。せっかく馴染んだ油が落ちてしまうからです。
洗ったら、火にかけて水分を飛ばす。 これが錆び防止のポイント。
最後に、キッチンペーパーで薄く油を塗って保管。 慣れれば、5分もかかりません。
テフロンパンのように「コーティングを傷つけないように…」と気を遣う必要なし。 ガシガシ洗えて、ガシガシ使える。
この豪快さが、鉄板の魅力でもあります。
まとめ:1.5万円で、自宅がステーキハウスになる
【このセクションのまとめ】
- 板厚4.5mmの蓄熱性が、肉の焼き上がりを根本から変える
- 燕三条品質の一生モノ
- 肉好きなら、買わない理由がない
ここまで読んでくれたあなたは、きっと本気で肉を焼きたい人のはず。
オークス 大人の鉄板は、約1.5万円。 決して安くはありません。
でも、考えてみてください。
高級ステーキハウスで食事をすれば、一回で1万円以上。 この鉄板があれば、自宅で何度でもあの味が再現できます。
外はカリッ、中はレア。 ジュウジュウという音と、立ち上る香り。 最後の一切れまで冷めない、熱々のステーキ。
これが、毎日のキッチンで実現する。 肉好きなら、買わない理由がありませんよね。
軽くて便利なテフロンパンを卒業して、「重くて不便だが、味は最高」な道具の世界へ。 大人の鉄板が、あなたの肉焼き人生を変えてくれるはずです。



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