【レビュー】ヘッドセットはもう古い?「INZONE Buds」がゲーマーの救世主である理由

ガジェット

ヘッドセット、重くないですか?蒸れませんか?

「ゲームをするならヘッドセット一択」 そんな常識に縛られていませんか?

確かに、FPSやTPSで足音を聞くためには、高性能なヘッドセットが必要でした。 でも、30代、40代の私たちにとって、「重さ」と「蒸れ」は致命的な敵です。 1時間もプレイすれば首が痛くなり、夏場は耳周りが汗ばんで不快。 さらに、せっかくセットした髪型もヘッドバンドでぺちゃんこに…。 仕事終わりの疲れた体で、重たいヘッドセットを被る気力がない日もありますよね。

「もっと軽快に、でも音質や遅延には妥協せずにゲームがしたい」

そんなワガママな願いを叶えてくれるデバイスがついに登場しました。 ソニーのゲーミングイヤホン「INZONE Buds」です。

今回は、長年ヘッドセット派だった私が、なぜこの完全ワイヤレスイヤホンに乗り換えたのか。 その理由を徹底的にレビューします。

Amazon.co.jp: ソニー ゲーミングイヤホン INZONE Buds:WF-G700N Fnatic監修 / 完全ワイヤレス / 低遅延2.4GHzワイヤレス接続 USBType-Cトランシーバー同梱 / LE Audio対応 / アクティブノイズキャンセリング / 立体音響 / 最大約24時間バッテリー / 急速充電 / マイク付き / PS5 スマホ PC Switch ブラック : 家電&カメラ
Amazon.co.jp: ソニー ゲーミングイヤホン INZONE Buds:WF-G700N Fnatic監修 / 完全ワイヤレス / 低遅延2.4GHzワイヤレス接続 USBType-Cトランシーバー同梱 / LE Audio対応 / アクティブノイズキャンセリング / 立体音響 / 最大約24時間バッテリー /...

INZONE Budsが「最強」である3つの理由

1. 異次元のスタミナ:ノイキャンONで12時間

完全ワイヤレスイヤホンの最大の弱点は「バッテリー持ち」でした。 一般的なモデルは、ノイズキャンセリングONだと5〜6時間が限界。 休日にガッツリゲームをしようとすると、途中で充電切れ…なんてことも。 「いいところでバッテリー切れ」ほど萎える瞬間はありません。

しかし、INZONE Budsは違います。 なんと、ノイズキャンセリングONで最大12時間という、常識外れのバッテリー持ちを実現しています。 ケース込みなら最大24時間。 これなら、休日に朝から晩までぶっ通しでプレイしても切れません。

5分の充電で1時間使える急速充電にも対応しているので、トイレ休憩の間に充電すれば無限に遊べます。 「充電を気にするストレス」から解放される。これだけで買う価値があります。

2. ドングル接続による「低遅延」:Bluetoothの壁を超える

「ワイヤレスイヤホンは音が遅れるからゲームには使えない」 それはもう過去の話です。

INZONE Budsは、付属の**USB-Cドングル(2.4GHz接続)を使用します。 これにより、Bluetooth接続とは比べ物にならない超低遅延(30ms以下)を実現しています。 FPSの銃声、音ゲーのタップ音、格闘ゲームのヒット音。 すべてが映像と完全にシンクロします。

有線イヤホンと変わらない感覚でプレイできるのに、ケーブルの煩わしさがない。 この快適さは、一度味わうと戻れません。

3. 世界を遮断する「強力なノイズキャンセリング」

さすがはソニー。ノイズキャンセリング性能は圧倒的です。 PCのファンの音、エアコンの音、扇風機の音。 そして、家族の生活音やテレビの音。 これらが「フッ」と消え去ります。 WF-1000XM5と同じドライバーユニットを採用しているだけあって、静寂の作り方が非常に自然です。

静寂の中で、ゲームの音だけがクリアに響く。 この没入感は凄まじいです。 特にFPSでは、環境音が消えることで「足音」や「リロード音」などの微細な音が聞き取りやすくなり、結果として勝率が上がります。

実際の使用感:耳の中に「映画館」がある

メガネ派も安心の装着感

ヘッドセットを使っていた頃の最大の悩みは「メガネのつるが挟まって痛い」ことでした。 INZONE Budsなら、当然ながら干渉はゼロ。 本体も片耳約6.5gと軽量で、耳の穴にフィットする形状(エルゴノミック・サーフェス・デザイン)のおかげで、長時間着けていても耳が痛くなりません。 首や肩への負担も皆無。 「あ、イヤホン着けてたんだっけ?」と忘れるほど快適です。

定位感がすごい:PCソフト「INZONE Hub」の力

「イヤホンだと音の広がりがないのでは?」と心配していましたが、杞憂でした。 PC専用ソフト「INZONE Hub」を使うことで、自分好みのイコライザー設定や、立体音響の最適化が可能です。

ソニーの立体音響技術「360 Spatial Sound for Gaming」をONにすると、音の方向や距離感が手に取るように分かります。 右後ろから近づく敵の足音、頭上を飛ぶヘリの音。 まるで耳の中に映画館があるような、広大で正確な音場が広がります。

正直、数万円クラスのヘッドセットと比べても遜色ない、いや、それ以上の定位感です。 自分の耳の形をスマホアプリで撮影して最適化する機能もあり、ソニーの本気を感じます。

マイク性能も意外とイケる

完全ワイヤレスイヤホンのマイクは「おまけ程度」なことが多いですが、INZONE BudsはAI技術を活用したノイズリダクションを搭載しています。 キーボードの打鍵音や周囲の雑音をカットし、自分の声だけをクリアに届けてくれます。

配信で使うには流石に専用マイクに劣りますが、Discordでのボイスチャットなら全く問題ないレベルです。 「声、クリアに聞こえてるよ」とフレンドからも好評でした。

【超重要】デメリットと注意点:買う前にここだけは見て!

ここまで絶賛してきましたが、致命的な弱点もあります。 これを理解せずに買うと後悔するので、正直に書きます。

Bluetooth接続の「罠」

ここが一番の注意点です。 INZONE Budsは、一般的なBluetooth接続(SBC/AAC/LDACなど)には対応していません。 対応しているのは、次世代規格の「LE Audio」のみです。

つまり、iPhoneや、少し前のAndroidスマホとはBluetooth接続できません。 「外出時はスマホで音楽を聴いて、家ではPS5でゲーム」という使い方は、お持ちのスマホがLE Audio対応(Xperia 1 Vなど)でない限り不可能です。

基本的には、「USB-Cドングルを使って、PS5、PC、Switch(携帯モード)、スマホ(USB-C接続)で使う専用機」だと割り切ってください。 汎用性を求めるなら、別のイヤホン(WF-1000XM5など)をおすすめします。 しかし、「ゲーム専用」と割り切れるなら、これ以上の選択肢はありません

ケースが少し大きい

バッテリー持ちを優先した結果か、充電ケースは一般的なワイヤレスイヤホンより一回り大きいです。 ポケットに入れると少し存在感があります。 ただ、持ち運びが苦になるほどではありません。

まとめ:ヘッドセットの呪縛から解放されよう

INZONE Budsは、「重たいヘッドセットを我慢して使う時代」を終わらせるデバイスです。

  • 首や肩の痛みからの解放
  • 蒸れや髪型崩れからの解放
  • ケーブルの煩わしさからの解放

これら全てのストレスを解消しつつ、プロゲーマーも納得の「音質」「定位感」「低遅延」を提供してくれます。 価格は約25,000円。 決して安くはありませんが、毎日のゲーム時間がこれほど快適になるなら、投資する価値は十分にあります。 特に、仕事で疲れた夜に「ちょっとだけゲームしたいな」と思った時、サッと耳に入れるだけで没入できる手軽さは、何物にも代えがたいです。

あなたもINZONE Budsで、軽快に、そして深く、ゲームの世界へ没入しませんか?

Amazon.co.jp: ソニー ゲーミングイヤホン INZONE Buds:WF-G700N Fnatic監修 / 完全ワイヤレス / 低遅延2.4GHzワイヤレス接続 USBType-Cトランシーバー同梱 / LE Audio対応 / アクティブノイズキャンセリング / 立体音響 / 最大約24時間バッテリー / 急速充電 / マイク付き / PS5 スマホ PC Switch ブラック : 家電&カメラ
Amazon.co.jp: ソニー ゲーミングイヤホン INZONE Buds:WF-G700N Fnatic監修 / 完全ワイヤレス / 低遅延2.4GHzワイヤレス接続 USBType-Cトランシーバー同梱 / LE Audio対応 / アクティブノイズキャンセリング / 立体音響 / 最大約24時間バッテリー /...

コメント

タイトルとURLをコピーしました